DNAバンクの研究概要
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DNAバンクでは精神疾患のDNAの抽出、保存、解析を行っています。
研究内容としては共同研究への参加のほか、薬物療法における反応性・副作用発現との関連を調べる薬理遺伝学的研究を行っており、例を挙げますと
① 統合失調症における非定型抗精神病薬の反応性・副作用発現とドパミン、セロトニン関連遺伝子
(DRD2 TaqⅠA遺伝子多型、DRD2 -141C Ins/Del遺伝子多型、5HT2AR T102C遺伝子多型、
5-HTTLPR遺伝子多型など)
② 気分障害の薬物療法における反応性・副作用発現とセロトニン・ノルアドレナリン系遺伝子多型
(5HT2AR T102C遺伝子多型、5-HTTLPR遺伝子多型、NET T-182C遺伝子多型)
などを主に行っています。このほか薬物代謝酵素CYP450遺伝子多型などの解析も行っており、今後も統合失調症、気分障害を中心に薬理遺伝学的研究を進めていく予定です。
DNAバンク登録者数
403名 (平成24年11月現在)
DNAバンク 累積登録者(検体)数

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DNAバンクの保存状態の写真

DNA解析
DNAの抽出の様子
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